説明
豆皿には式子内親王の歌が彫られています。
〈式子内親王春の歌〉
この世には 忘れぬ春の おもかげよ 朧月夜の 春の光に
花は散りて その色となく 詠むれば むなしき空に 春雨ぞふる
誰もみよ 吉野の山の峰つづき 雲ぞ桜よ花ぞしら雲
はかなくて 過ぎにし方を 数ふれば 花に物思ふ 春ぞ経にける
夢の内も 移ろふ花に風ふけば しづ心なき 春のうたたね
豆皿には式子内親王の歌が彫られています。
〈式子内親王春の歌〉
この世には 忘れぬ春の おもかげよ 朧月夜の 春の光に
花は散りて その色となく 詠むれば むなしき空に 春雨ぞふる
誰もみよ 吉野の山の峰つづき 雲ぞ桜よ花ぞしら雲
はかなくて 過ぎにし方を 数ふれば 花に物思ふ 春ぞ経にける
夢の内も 移ろふ花に風ふけば しづ心なき 春のうたたね