陶芸家松下広樹さんを訪ねて in cobaco

最近SALUKに作品を納品していただいた福岡県北九州市在住の陶芸家、松下広樹さん。
これまでお店に置いていただく方はお会いしたことがある方々ばかりでしたが、松下さんに限ってはお会いしたことはなく、Instagramで作品を拝見して素敵だなと思い、私からご連絡をしたことがきっかけでした。
いつかご挨拶に伺わねばとは思っていたのですが、この5月に実家の宮崎に帰る用事があったので、少し足を伸ばして北九州市に向かいました。

松下さんはcobacoという元々産婦人科医院だった建物をリノベーションした、いくつかのお店が集まる建物の中の1室で『うつわつなぎ』というお店をなさっており、ご自身の作品を展示・販売されています。

昭和レトロ感漂う階段を2階に上がり奥に進んだ突き当たり、205号室が松下さんの店舗兼作業場です。

スタイリッシュな器にいい感じに植物が添えられています。

個性的な植物にもマッチする松下さんの鉢。

製作途中の植木鉢。
SALUKにも6月11日開催予定のオマメプランツさんの出張販売にあわせて納品いただける見込みです。

この日はマグカップの取手を製作されていました。
作業場に入り込む柔らかな自然光。

マスク越しにもわかる柔和な笑顔の松下さん。
写真右上のシェードも松下さんの作品です。

今回色々な作品を手に取らせていただきましたが、いずれも軽過ぎず、重過ぎす、手に馴染む絶妙な重さとフォルム。
シンプルでありながらも土感や釉薬の表情から有機的な美を感じる器。
使う方のことを考えられた気遣いと松下さんの器づくりへの姿勢がそこに垣間見れた気がしました。

松下さんにお話を伺った後は、cobaco内にある他の店舗を案内してもらいました。

ファッショナブルで気さくな店主さんがいらっしゃる子どものめがねの専門店nalcoさん。
こんなおしゃれなめがねだったら視力が良くてもファッションとしてつけるお子様も増えそうですね。

布と木工のハンドメイド雑貨店peaceさん。
無愛想なネコの表情が愛らしいフェルト作品など、かわいらしいアイテムがたくさん並んでいます。

激シブな珈琲焙煎器が存在感を放つマルハチ珈琲焙煎舎。

どこかアンティークな雰囲気が漂う、色とりどりの花で彩られたFlor Folhaさん。
子供のめがねの店主さんとお花を買いに来たカップルでわいわい賑わっていました。

松下さんのお店であるうつわつなぎさんはもちろんのこと、他のcobaco内のお店も素敵で、建物の雰囲気と集う人々がいい雰囲気を醸し出していました。

お付き合いしてから3ヶ月記念にお花を買いに来た美男美女のカップル。
毎月彼から彼女へお花をプレゼントしているそう。なんて素敵なのでしょう!
末永くお幸せに!!

ほっこりした気持ちになったところで松下さんからFlor Folhaさんの素敵なキャンドルをお土産にいただき、松下さんおすすめの『庭のうぐいす』という日本酒を力丸酒店さんで購入し北九州を後にしました。

松下さんのお仕事ぶりと日常が垣間見れたいい旅でした。
松下さんをはじめcobacoの皆様、どうもありがとうございました。

SALUK店主 甲斐可奈子

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