オノ・ヨーコさんの別荘
3日目もとてもいいお天気で朝のお散歩に気持ち良い気候でした。万平ホテルの近くにオノ・ヨーコさんの別荘があるとのことで、お散歩がてら探しに行ってみました。そしてなんとなく歩いた割にはみつけることができました。
入り口には当時のものらしき木製の門があり、他の別荘と比べて建物は小さいですがとても広いお庭が感じがよく、ここで家族がひと時を過ごしていたことを想像すると、少し感慨深い気持ちになりました。
吉村順三−軽井沢の山荘
造園を営んでいる夫が見たかった吉村順三さんが設計された軽井沢の山荘も行ってみました。
個人の所有のもので外観のみ見ることができました。予約すれば内部見学できるらしいですが、現在コロナの影響でそういったことを行っているかはわかりません。
2019年の情報ですが吉村順三建築の内部見学については脇田美術館にお問い合わせいただければその時の状況を踏まえて、何か教えていただけるかもしれません。
別荘見学の後は、ジョン・レノンが訪れていたというフランス・ベーカリーさんのイートインで朝ごはんを食べて、お向かいの浅田屋さんというパン屋さんでもパンを購入しました。浅田屋さんはパテなどのシャリュキュトリーも販売されていておいしそうでした。次回のお楽しみとします。
散策の後万平ホテルに戻り、思い残しのないように再度カフェテラスでアップルパイとロイヤルミルクティーをいただいて、館内のお庭を散策しました。おたまじゃくしが泳いでいるのを久しぶりにみました。とてもかわいかったです。ふたりとも心の内で大はしゃぎして楽しんでいたらチェックアウトぎりぎりでした。万平ホテルのみなさんどうもありがとうございました。
万平ホテルの部屋にあった軽井沢ヴィネットという雑誌に掲載されていたKalkoさんというクラフトギャラリーが、素敵そうで気になったので行ってきました。
オーナーの森田節子さんも作家さんで、自身のワイヤーアートの作品と陶芸家でありパートナーの松野章弘さんの作品を中心にガラス、木工、テキスタイルといった作家さんの品々が並んでいました。
私自身もお店のラインナップに陶芸やガラス、木工の作家さんのものもあったらいいな、と思っているので理想の形だな、と思いました。
オーナーの森田さんもとても気さくで素敵な方だったので、話がはずみ、自身も4月末にクラフトショップをオープンしたばかりで、どういう風に作家さんにお声がけしたらいいでしょうかとストレートに伺ってみると、森田さんなりのお考えをざっくばらんに話してくだり気持ちが楽になりました。
とても素敵なラインナップで、私も少しですが、作品を買い求めました。
大野七実さんの手びねりのうつわは手びねりだからか触ったときの感覚が心地よく、なんとも言えない色や風合いも気に入りました。
松野章弘さんのナイフ&フォークレストも手作業で掻いた線が愛らしく我が家の食卓で早速活躍しております。
磁器というかたい印象がするものにやわらかい陶土で化粧をして手で掻いているので、すっきりとした印象の中にも温かみが感じられるひとしなです。
最後にお見送りしてくださった時の、森田さんの素敵な笑顔が印象的でした。
軽井沢に再び来ることがあったら、また訪ねてみたいよきお店でした。
(信州をめぐる旅#04につづく…信州をめぐる旅#02もご覧いただけた嬉しいです。)
そうそう、前日気になっていたコーヒーショップ、KARUIZAWA COFFEE COMPANYさんの愛宕ブレンドを買って帰りましたが、とてもおいしかったのでお土産におすすめです。4分程待つとプロの淹れた淹れたてコーヒーが味わえるので散策のお供にいかがでしょうか。
【 店舗のご紹介】
Kalko craft+art
・軽井沢町軽井沢808-5
・営業時間:11:00〜17:00頃
不定期の営業のようですので、事前にInstagram等で確認してからのご来店をおすすめいたします。
KARUIZAWA COFFEE COMPANY
・軽井沢町軽井沢748−6
・0267-41-0697