ザ・クラシックホテル−万平ホテル
信州の旅2日目はヴィーナスラインを抜けて軽井沢へ。初軽井沢で浮き足だった私たちは普段より背伸びをして軽井沢のシンボル的な存在のクラシックホテル、万平ホテルを予約しました。
江戸後期の旅籠屋「亀屋」として佐藤万平氏が創業し、戦後のGHQの接収など激動の時代を経て、なお当時の歴史や格式が感じられるホテルでした。
スタッフの方々がとても親切で、手動のドアをわざわざ駆け寄って開けてくださるのですが、庶民ゆえ慣れておらず、「(自分で開けますので)大丈夫ですよ。」と言ったら、「これが私たちの仕事ですので開けさせてください。」と爽やかな笑顔が返ってきました。
ジョン・レノンが愛したアップルパイとロイヤルミルクティー
万平ホテルは、ジョン・レノン一家が家族で長期滞在したことで有名で、カフェテラスではジョン・レノンが愛したアップルパイとレシピを伝授したというロイヤル・ミルクティーがいただけます。
ホテルに到着したのは15時頃で、木漏れ日がテーブルに青もみじの影をつくり、開け放した窓から心地よい風が吹いてきて最高なひと時を過ごすことができました。
館内には資料館があり、万平ホテルの歩んできた歴史を垣間みることができます。当時の金庫や鍵、歴代のステッカー、ジョン・レノンが演奏していたピアノなど、とても興味深いものがたくさんありました。
軽井沢の街も酒屋さんやパン屋さんなど様々なところにジョン・レノンのエピソードがあり、まるでガウディの設計したサグラダファミリアのようにジョン・レノン没後40年以上経っても軽井沢の街を彩る一つのエピソードとして残っているのはすごいことだな、というのは夫の感想です。
sajiro cafe forest
晩御飯は夕方の散歩の時にみかけたsajiro cafe forestさんへ。ネパールの方が切り盛りされてて味も雰囲気も良くコストパフォーマンス抜群でした。
万平ホテルの中でもお食事をいただけるのですが、そこは背伸びしきれなかったのと、そこまでお腹がすいていなかったので外で食べましたが、ホテルをネットで予約する際に食事も予約すると別々で予約するよりも若干リーズナブルにいただけることに後で気づきました。今度はあのメインダイニング、もしくは離れのたん熊さんでぜひ食事してみたいなあというのがちょっとした目標です。
万平ホテルのBAR
夜の締めくくりは万平ホテルの館内のバーへ。実は前日松本のSIDE CARのマスターからおすすめのBARとしてBAR 小澤を聞いていたのですが、少しホテルから遠くて、疲れていたし、またいつこれるかわからないのということで万平ホテルのバーで一杯飲んで部屋に戻ることにしました。
万平ホテルのスタッフの方々のホスピタリティのおかげで2日目も大満足でした。
滞在中ビートルズやジョン・レノンの歌を口ずさんでいたのは言うまでもありません😁
(信州をめぐる旅#03につづく…信州をめぐる旅#01もご覧いただけたら嬉しいです。)